娘の高校説明会に行った時、国際バカロレアの説明を聞く機会があって、
その中で「挑戦する人」を「Risk-Takers」と訳していることに一人、びっくりした。
思えば、子供たちが何かに挑戦し、その結果待ちの時はいつも「こんなチャレンジしなければ、こんな思いもすることはなかった」というくらい、心が弱るのだけれど(苦笑。私からはっぱかけておいてねー)
それは、リスクを敢えて取ったからなのか、むしろ、リスクを自ら取りに行くことが挑戦することなんだろうなぁと納得した。
そんなことを、1年間役員をやらせてもらった娘の中学の卒業時のPTA会報につらつら書いていたのだけれど、卒業式の後、LINEで、あの文章すごく良かった!と言ってくれたママ友がいた。
高校の英語の先生をやっている彼女は、温厚で、賢いけれど我が道を行く息子くんに手を焼きつつも、褒める時は褒める、怒る時は怒るをきちんとしているお手本のようなママ友。
LINEでも、卒業式後、クラスで一人ずつの挨拶をした中で娘が何を言っていたのかをしっかり覚えていて、そのことをとっても褒めてくれ、その流れでRisk-Takersの話もしていた。
そのママ友が夏休み中に亡くなったと聞いた。
いつからの闘病なのか、どこが悪かったのかはわからないけれど、急な話で心が追いつけなかった。
急いでLINEを開くと、アカウントはまだあって、
「うん。挑戦続けようネ!親もね〜。息子くんもね!みんなみんなね〜」
で、バイバイの絵文字が入っているのが、最後の会話だった。
それから1年半過ぎて、本当のバイバイになってしまったけれど、挑戦、続けないとね!
Risk-Takerであり続ける生き方をしようと、心に誓う夏の終わり。
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